意識低い系
4月21日本日発売のニューズウィークより
コロナで見えた「意識低い系」日本人の記事に興味
筆者はイラン生まれの方
日本でコロナの影響がでて随分と経つ。
だが、日本人のコロナ対応を見てその危機感のなさと、社会貢献意識の低さに少し唖然としている。
まず始まりは企業のテレワーク推進と学校休校から。
感染を広げないため企業は社員に家で仕事させよう、休校のため家にいる子供を
なるべく家に居させよう。社会のための行動、それがひいては個人の幸福につながると
思えれば企業や社会は積極的に
協力するはずだ。
だが残念ながらそうはならなかった。
企業はテレワークを渋り、働く親は子供を学童保育、保育園に預ける。
3月末から感染拡大が本格化しても通勤電車は混んだまま。
テレビも旅歩きとバラエティーであふれている。
外出自粛を促しているにもかかわらず、だ。あまりにお気楽な雰囲気にあふれている。
加えてマスクや防護服や人呼吸器が足りなくなると叫ばれても寄付しようという企業や個人が
とても少ないのはどうしてだろうか。イランも年々自然災害に襲われ新型コロナでも大変な目にあって
いる。だけどもTVは応援番組が放送され、多くの有名人が高額を寄付している。
筆者はコロナ禍をつうじて日本人は総じて自分が社会の一員であるという自覚に疎いと感じた。
国政選挙も地方選挙も投票率が低い。
感染が本格化する1月から可能な限りマスクを着け、手洗いし感染防止に努めてきた
日本人は素晴らしい。それは同時にテレワークや休みを容認しない企業へのあきらめと
自己防衛なのかもしれない。
日本人にはマスク着用以外にも社会の構成員としての自覚と協力を惜しまない姿を
見せて欲しい。
政府や地方行政のパンデミック対策に思うところある人は次の選挙にいき、意思を示すべきだ。
で締めた。
意識が低いか。お気楽な世間に喝を入れてくれたよう。まだまだ意識は低いよね。ショッピングモールは軒並み食品売り場以外は閉鎖されていた。しかしね、私の所属する会社はひじょーにテレワーク率が低い。
テレワークや休みを容認しない企業へのあきらめと自己防衛。
まさにそんな意識が働きつつある。