香港デモの知られざるデジタル攻防戦
4月10日発売プレジデント。
恐怖のデジタル監視社会「香港の若者がスマホを捨てる理由」の記事に興味。
というか今の世の中スマホを捨てる?ということになぜ?と思った次第。
記事を見ると、2019年3月からつづく「逃亡犯条例改正」による中国化に対する
抗議活動において警察とのデジタル攻防戦が起きている、ということらしい。
デモはほとんど違法行為とみなされ、参加者はマスクやサングラスで
顔を隠し身元の特定を防いでいる。
どれでもなぜか逮捕する人が相次ぎ半年間で6000人を超えている。
理由の1つに香港当局がデジタル追跡をしているからだといわれている。
2019年6月通信アプリで2万人が参加するチャットグループの管理人が自宅で逮捕。
警察が携帯電話をたどって本人を割り出したと報じられている。
そんな中でデモ参加者内でデジタル断ちという行動が広がる。
デジタル空間の追跡を最小限にする取組で電子マネーの利用もやめ
現金での生活に戻すようになっている。その後も記事は続く。
最後は便利さと引き換えに積み上げられていく膨大なデジタルデータに人々が
飲み込まれ世界が始まっていた。で締めている。
デモに絡んだ話をとは思わずに見た。中国化に反対する若者、その映画を
見るかのようなスパイ戦というか。
思わず、この記事に引き込まれてしまった。