どさくさに紛れて
2020年3月16日(月) 本日は週刊プレイボーイより。
元経済産業省の古賀さんの記事。
今はコロナで混乱しているような最中、どさくさに紛れいろいろな法案を成立させようとしているらしい。
どさくさに紛れ政府が強行をもくろむ危うい動きをふたつ紹介したいとのこと。興味を引いた。
ひとつは3月29日から運用が始まる羽田の新飛行ルート。
都心部を横切るルートで着陸時の降下角度が国際基準の3度から3.45度になるらしい。
0.45度違うだけでパイロットにとってはかなり危険度があがるらしい。
米軍の横田空域への侵入に難色を示していることから、それを配慮して数分だけ横田空域に
入ることを認めてもらいながらも国際基準3度を超えの危険な3.45度を適用。
エア・カナダ機が降下角度3.45度にチャレンジしたもののあまりに危険と途中棄権したほど。
米デルタは試験もせず辞退したほど危険らしい。
このままでは羽田空港は危険な空港の烙印を押されてしまうと危惧している。
エア・カナダと米デルタが危険としているのに、変えることができるの?と思ってしまう。
もうひとつは賃金請求権の消滅時効問題とのこと。
4月から民法が改正され飲み屋のつけの支払い義務が1年から5年に延長されるなどすべての債権の時効が5年になる。
しかし労働者の賃金債権の時効は特別法である労働基準法で2年でこのままでは矛盾が生じる?
よくわからん。
労働法を改正して民法と同じ5年にしろという労働側、負担が大きいから3年で勘弁してという経営側の間で対立が・・・。
とあり5年とするも当分の間は3年間とするとしたとのことで経営側の主張を認めたとのこと。
難しいな。
いずれにせよ、十分議論しなければならないが、どさくさに紛れ法案を通そうとしているらしい。
だけどひとつめは3月29日から適用とあるし、2つめは4月から改正でしょ?
意味がわからん。
ただ、コロナのどさくさでってところが気になった。
世の中そーうまく行くもんかね?
よくわからんけど、そーゆー世界を垣間見た記事だった。